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賃貸の仲介手数料について

執筆者の写真: スマイル株式会社スマイル株式会社

こんにちわ。スマイル株式会社のNです(^^)

本日はお客様から頂いた質問をピックアップしました!


質問頂いた内容は「賃貸の仲介手数料」に関してです。

お客様の知人が賃貸物件を見に行った際に賃料1ヶ月分と記載があったので、1ヶ月分は違法ではないんですか?と聞いたところ不動産屋の方は「うちはこのやり方でやってるんで」という回答をもらったそうです。不動産屋のお客さまに対する態度はさておき・・・。


違法かどうかについては、みなさんはどう思われますか?



結論から先に申し上げますと、「違法ではありません」。


「えー!0.5ヶ月分って法律で決まってるやん!知らんの!?」



って声も聞こえてきそうですが、ちゃんと理由があります。

確かに法律では、借主と貸主双方から併せて原則1ヶ月分が上限(※居住用賃貸に限る)と決められています。

しかし、これは原則なので例外もあります。例外とは「借主から事前に承諾を得ていれば1ヶ月分を上限とすることを認める」というものです。


2020年に東急リバブルと一般男性が仲介手数料が1ヶ月分は違法だと争った裁判がありました。結果は男性が勝訴しました。結果だけ見ると「やっぱり1ヶ月分は違法だ!」といえますが、内容が大切です。争点になったのは、男性から1ヶ月分の仲介手数料について「承諾をもらっていたか」ということと「承諾を得るタイミングは適切だったか」ということです。

例外の”事前に承諾”とは”入居の意思表示を受ける前”つまり内見・仮申込の時点です。男性が1ヶ月分の仲介手数料を承諾をしたと見られるのは”入居の意思を伝えて契約締結日を決定した時”だったので業者側が伝えるのが遅かったと判断されたのです。


この裁判を受け、大手は対策をとって承諾書を取り交わすようにしているそうです。


仲介手数料が半額になるのは大きいですから、これらのことを頭のかたすみに置いて仲介手数料の値引き交渉をするのも良いかもしれません(^^)





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