こんにちわ
スマイル株式会社のNです(^^)
皆さん、「家計の金融行動に関する世論調査」ってご存じですか?
この調査は、日本銀行の内部に事務局を持つ「金融広報中央委員会」が行っている”お金の調査”です。
参考:知るポルト‐家計の金融行動に関する世論調査↓
対象:全国の一人暮らしの2,500世帯
二人以上で暮らしている5,000世帯
内容:貯金額
借金額
去年と比べての資産 等
では、いくつかの調査の中でピックアップしたものを見ていきます。
①保有資産額
【対象となる金融資産の範囲】
・預貯金
・積立型保険商品
・個人年金保険
・債権
・株式
・投資信託
・財形貯蓄
【平均値】
・単身世帯:871万円(前年:1,062万円)
・二人以上世帯:1,291万円(前年:1,563万円)
どちらも前年の値より減少しています。
とはいえ、「みんなこれだけ貯めてるの!?」と思われる方のほうが多いのではないのでしょうか?それもそのはず、上記の金額は”平均値”であるため、資産1億円の方が一人いるだけで一気にあがってしまうからです。そこで、より実感に近いといわれている中央値を見ていきます。
【中央値】
・単身世帯:100万円(前年:100万円)
・二人以上世帯:400万円(前年:450万円)
こちらのほうが近いという方が多いのではないでしょうか?ただ、ここで注意して頂きたいことが、調査対象に含まれない資産があるということです。含まれない資産は以下の通り。
・商売、農業のために保有している事業用の金融資産
・土地や住宅、貴金属などの実物資産
・現金や預金で日常的な出し入れや引き落としに備えている資産
日常的に出し入れや引き落としに備えている資産とは、単身世帯で平均約283万円、2人以上世帯で平均約434万円になります。少しややこしいですが、大切なポイントです。
②貯蓄率
貯蓄率とは、年間の手取り収入のうち、何%を預金や株式などの金融資産に回したかの指標です。
【平均値】
・単身世帯:13%
・二人以上世帯:11%
こちらも上記と同じく平均値なので少し高い率といえます。中央値は出されてないですが、平均値よりは低いと予想されます。
③金融資産ゼロの割合
こちらの値は、日常的な出し入れや引き出しに備えている現金預金を含んでいます。
・単身世帯:4.9%
・二人以上世帯:2.6%
④昨年よりも金融資産を増やせた割合
・単身世帯:32.9%
・二人以上世帯:33.1%
資産が増えた方の上位の理由は以下3つ
定例的な収入が増加したから(28.7%)
定例的な収入から貯蓄する割合を引き上げたから(27.2%)
配当や金利収入があったから(25.4%)
去年より配当や金利収入で資産を増やしたという方が減ったようです。
では、ここまでをまとめていきます。
◆単身世帯
・金融資産:871万円(中央値 100万円)
・平均貯蓄率:13%
・金融資産ゼロ世帯の割合:3.8%
・昨年より金融資産を増やせた割合:32.9%
◆2以上世帯
・金融資産:1,291万円(中央値 400万円)
・平均貯蓄率:11%
・金融資産ゼロ世帯の割合:2.5%
・昨年より金融資産を増やせた割合:33.1%
この調査を気にしすぎる必要はありませんが、一つの目安にして資産形成の参考になれば幸いです。私どもの扱う不動産も資産という方もいれば、負債だというかたもいます。意見は人それぞれ、ただ一つ大切にして頂きたいことは、”自分で納得したうえで購入する”ということです。
以上の他にも老後の心配や借入の状況の調査も出ています。気になる方は、下記のURLより見てみて下さい^^)
参考:知るポルト‐家計の金融行動に関する世論調査↓
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
See you with a smile!!
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