こんにちわ(^^)
スマイル株式会社のNです。
突然ですが、あなたは賃貸派ですか?マイホーム派ですか?
永遠に議論が続きそうな課題です。
人それぞれ価値観が違うので正解というものはありません。
ただ、コロナの影響でマイホームのローンで悩んでる方が多いように感じるので今一度、この記事をきっかけに考えて頂けたら幸いです。
◆マイホームは資産?
マイホームで資産価値の高い物件はほとんどありません。特に広告に出ている物件ならなおさらです。さらに、日本の不動産の価格は年々減少傾向にあります。もちろん、資産価値がある物件もありますが、ほとんどが投資家の方に購入されていきます。
さらに、家はすぐに売却しても住んだ時点で価格が1~3割ほど落ちている場合が多いです。
つまり、ローンが払えなくなったら売ればいいや!という考えは安易的すぎます。
◆ローンを組むリスク
マイホームを購入する際は長期のローンを組む方がほとんどだと思います。
長期のローンには以下のようなリスクも伴います。
・収入が減り、ローン返済が滞る
・転勤などのトラブルで住めなくなる
・資産価値は落ちても返済額に変動はない
将来のすべてのリスクを把握することは不可能ですが、考えられるリスクもあるはずです。
マイホームは人生の中でも大きい買い物の一つです。ローンを組む前にリスクについて少し考える時間をとっても良いかもしれません。
◆価格より価値を重視するならマイホーム
まずは、価格と価値に関して。
価格は、値段です。価値は、その人が決める値打ちです。
価値は簡単に言うならば心を満たしてくれるものです。
マイホームで得られる価値は”自分(家族)だけの空間”を作っていけるというところが大きいのではないでしょうか?
価値を感じるとろこは人それぞれ違います。住むところで優先している価値を考えてどの価値を大切にするかもマイホームか賃貸かを判断する上で大切にしたいことの一つです。
◆賃貸の費用とマイホームの費用
新築戸建にかかる費用
・ローン
・保険
・税金
・修繕費
賃貸にかかる費用
・敷金、礼金、仲介手数料等
・家賃
・保険
・更新料
数年前、家賃6万円の賃貸に住むならローンを6万円払ったほうが将来的に自分の資産になるし早めに家を購入したという友人がいました。その時は、不動産の知識もなかったので納得してましたが、今思うと固定資産税や修繕費の計算が入っていませんでした・・・。そして、数年後その友人が支払がきついから家を売りたいと相談してきたのですが、売却価格よりもローンの残額が多いため、必ず引っ越さなければならないのでなければ住み続けたほうが良いと回答しました。
私の友人の様な考え方の人は要注意です。税金だけでなく修繕費もしっかりと考えておくことが大切です。また、長期ローンで短期で売却してしまう場合は売却価格よりローンの残額が多い場合がほとんどです。
◆マイホームの選択として中古住宅も
以前、記事でとりあげた通り日本では空家が増えてきています。
それに伴い、リフォーム物件は増加傾向にあります。
リフォーム物件は室内はまさに新築です。
間取り等に納得できれば、全然ありだと思います。
さらに、新築物件の半額またはそれ以下の価格が多いです。
また、中古物件を安くで購入して自分でリフォームするのも良いかもしれません。
最後に、マイホームを考える方で高齢になってきたら借りられる賃貸がないから早めにローンを組んで購入したほうが良いのでは?という声も聞きますが、確かに現時点ではご年配の方が賃貸を借りにくいのは確かです。ただ、サービス付高齢者住宅という選択肢もありますし、ある程度貯めてから必要な時に購入するという選択肢もあります。ローンには利息もつきます。ローンを組む際は利息も計算に入れて借りることが大切です。
いかがだったでしょうか?
決してマイホームを否定しているわけでは、ありません。
マイホームを購入する際は慎重に考えて頂きたいという思いだけです。
パートナーとのトラブルは金銭的なことが多いと聞きます。
もちろん、お金がすべてではありませんが金銭的にきつくなると精神的にきつくなるのは確かです。家を心地の良い場所にする為に余裕をもった計画をたてて下さい(^^)
この記事が読んで下さった誰かの役に立てれば幸いです。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
See you with a smile!!
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